保育園で働く人は、保育士の資格を持つ人ばかりではありません。保育園での事務関連の仕事を受け持つ内勤の仕事もあります。この職種は、保育事務と呼ばれています。契約にもよりますが、保育事務の担当者は、園児の保育をする必要はなく、電話の応対、経理や広報などの仕事を担当しています。
保育園によっては、保育事務の仕事を保育士が受け持つこともありますが、保育士の負担を軽減させるために、専任の事務員に担当させているケースが多くなってきています。保育事務の仕事で、保護者に配布するお手紙やパンフレットやポスターの作成は、パソコンのスキルが必要です。しかも、保育園のイメージを上げるためのセンスがあることも大切でしょう。
また、保護者や保育園への来園者への対応を担当するときには、コミュニケーション能力も大切なスキルですね。地方自治体などの行政に提出する用紙作成や保育士の給与計算等の多岐にわたる仕事があります。
書類作成や経理関連のスキルが必要ではありますが、保育園の運営に興味があることも大切です。また、子どもが好きなことも適性に加えられるほど大切かもしれません。保育事務員は、パートや派遣での求人もありますので、興味のある方は応募されてみてはいかがでしょうか。